イッセーです。
ディズニーってコンテンツビジネスの帝王とも言える戦略をバンバン組んでるんですけど、それは知ってましたか?
色々語りまくると分からなくなると思うので、シンプルにその凄さを語っていきます。
まずフロントエンド・バックエンドって用語は知ってますかね?
低額の商品を先に置いておいて、それを購入した人に高額商品をオファーするってやつです。
人間っていきなり高額のものをオファーされると買いたくないんだけど、1度財布のひもを緩めると、高額のものも買ってしまう生き物なんです。
だから赤字でも良いから、まず低額のものを購入させて、その後高額のものをオファーするという、ビジネスの基本的な戦術です。
で、これって商品数が必ず複数個必要になるのは分かりますよね。
最低でも2つは必要です。
100円の商品。10万円の商品。みたいな。
商品数を増やせば増やすほど、色んな商品がフロントにもなり得るし、バックにもなり得る。
ディズニーはここがエゲツナイんですよ。
まずディズニーは商品数が凄い。
映画
キャラクター(グッズなど)
DVD
英語教材
ディズニーランド
これらが無数に存在してる。
となると、色んな商品の組み合わせが可能になるんです。
多くの人は映画から入りますよね。
もしくはディズニーランド。
そこでファンになった人はそこから色んな物を買うようになります。
グッズを大量に買ったり、DVDを買ったり、英語教材を買ったり。
ディズニーランドにだって何回でも行きます。
映画やキャラクターでファンを増やして、そこから色んな所で利益を取っていく。
全てコンテンツなんですよ。
映画もDVDもグッズもディズニーランドも教材もホテルも。
ディズニーが英語教材を売ってるの知ってました?
これ普通に情報発信ですよね。
進研ゼミとかと一緒。
これ調べたら出てくるけど、普通に100万とかします。
「ディズニーのキャラクターと一緒に学べる」みたいになってるから、ディズニー好きのお子さんはめちゃくちゃ喜びますよね。
そうやって楽しく学べて継続できるから、英語の能力も上がりますよ、みたいな感じで言うことができます。
100万ですよ?塾とか予備校とかではなく、英語教材に100万。
それでも売れるんです。
それもこれも色んなフロント商品があるから。
「英語なんてそこらの英語教室で学べるじゃん」と思うかもしれないけど、「ディズニーの教材だからこれが良い」を作ることが出来るんです。
普通に強すぎ。
分かりますかね?
色んな商品があるから、色んなコンボを決める事が出来るんです。
よくフロントエンド・バックエンドの話をすると、「安いもの→高いもの」の順番で売らなきゃダメと思う人がいるけど、そうとも限らない。
普段10万円とか30万円、50万円の商品ばかり出してる人が、1万円の商品を出したらどうでしょうか?
1万円でも普段なら高いと思う人でも、「この人の商品が1万円!?買おう!」となりますよね。
他にも、例えば30万円の商品を売った1週間後に5万円の商品を売ったとする。
そうすると、「この間は欲しくても変えなかったけど、これくらいなら何とか買える。これは買おう!」とかなるんですよ。
普通にその値段で出すよりも成約率が上がります。
絶対に「安いもの→高いもの」の順番を
成立させないといけないわけじゃない。
極論言うと、色んな価格の商品を用意しておけば良いんです。
1000円の商品
1万円の商品
1万円の懇親会
3万円の商品
3万円のセミナー
5万円の商品
10万円の商品
20万円の商品
30万円の商品
50万円の商品
100万円のコンサル
300万円のコンサル
500万円のコンサル
みたいな。
色々作っておけば、色んなコンボを決めることが出来る。
よく商品を作ってないのに「売れないです。どうすれば良いですか?」と聞いてくる人がいるんだけど、そりゃ売れるわけないだろって僕は思うわけです。
あと1個だけ作って満足してる人とかね。
ディズニーの商品数、というかコンテンツ数ヤバイじゃないですか。情報商材まで出してるんだし。
ディズニーの戦略とか聞くと、「そんなものマネできるわけが無い」と脊髄反射で思いがちだけど、全くもってそんな事はありません。
確かにあのレベルの映画を作るとかは難しいけど、10万くらいで漫画や漫画動画を作る事はできるわけだし、ディズニーの人気キャラに自分を当てはめて発信することだって出来るし、商品数をとにかく増やすという施策をとる事だって出来る。
僕ら個人にも出来る施策はいくらでもあるんです。
そういうのを1つずつ、地味だとしても作っていける奴がどんどん売れていきます。
まだその段階じゃないとか言って言い訳をするんじゃなく、やるべき事を淡々とやっていきましょう。