こんにちは、イッセーです。
今日はかなり本質的かつ重要な話をします。
今回の話を読んだら、
ビジネスで成功する為のめちゃくちゃ根幹となる部分を学べるので、ぜひ最後まで読んでください。
僕は福沢諭吉の『学問のすゝめ』を初めて読んだ時に衝撃を受けたのですが、
それと同時に「え、諭吉ってめっちゃマーケターやん」となったんですよね。
それまでは慶應義塾大学を創設した1万円の人。くらいのイメージしかなかったですから、ビジネスを学んだ後に彼を知って、相当な衝撃を受けました。
じゃあ何で、
僕が諭吉はマーケターだと思ったのか?
彼はどうやって富を集め有名になったのか?
を見ていきましょう。
彼はメディアを持っていた
結論から言うと、
福沢諭吉はメディアを持っていたから、
富を築いたし有名にもなりました。
メディアってのはテレビとかYouTubeのことです。
けど、明治時代にそんなものはないですよね。
じゃあ彼はどんなメディアを持っていたのか?
答えは「本」です。
僕もめっちゃ好きなのですが、彼は『学問のすゝめ』や『文明論之概略』なんかを出版しています。
ここで彼は
「どうすれば金持ちになれるのか?」
「どうすれば社会的地位の高い人間になれるのか?」
てのを語ってる。
とうやって成り上がるのか?を論理的に教えるのが、めちゃくちゃ上手かったんですね。
それを本にして、世の中に広めたのです。
今でいうSNSやブログ、YouTubeの代わりを本がやりました。
当たり前ですが、本もメディアです。
ちなみにですが、キリスト教が広まったのも本が要因としてあります。
ドイツのグーテンベルグって人が活版印刷術を15世紀に発明したのですが、これによって、紙が簡単に刷れるようになりました。
そこに聖書を印刷して広めた。
キリスト教自体はすでに民衆の間に浸透していましたが、紙が大量印刷できるようになって、さらに莫大に広まったのです。
僕はどんな事でも理由を知りたがります。
紙って何で生まれたの?
銀行はどうやって作られたの?
といった感じで、自分の身の周りにあるものに、「なんで?」と問いかけ、答えを調べていくんです。
そこで知ったことをXやブログ、YouTubeなどで発信してると、いつの間にかアウトプット力が身につくし、ファンが生まれるので、あなたも今日からこの癖をつけましょう。
話を戻しますが、キリスト教もメディアを利用したから広まりました。
教えや思想、戒律なんかを紙にして
ばら撒いたから、広める事ができた。
レバレッジをかけたんです。
これは現代も全く同じですが、
「教育×メディア運用」
が上手ければ、勝手に広まります。
現代ではこれがより簡単になってる。
SNSという無料で持てるメディアがあるから、教える力を高めて発信すれば、どんどん広まるという構造ですね。
原理原則ってのはこういうのを言います。
今はインスタが熱い!とか、結局Xだ!とかは枝葉に過ぎないので、こういうクリティカルな部分を理解しないといけない。
僕の尊敬してる経営者の人が「ビジネスって実験の場所だと思ってる」と言ってたんだけど、彼は以前クラウドワークスでも集客をしていたそうです。
クラウドワークスで文字起こしの案件を出してた時に、こう思ったんだとか。
「この人たちって、稼ぎたくて文字起こししてるんだよな?けど文字起こしなんかより稼げる仕事もっとあるじゃん。じゃあそれ教えてあげたら良いのでは?」
と。
だから「単純労働から抜け出して、クリエイティブな仕事をやる方法」みたいな動画を撮って、それの文字起こしをしてもらった。
そうしたら「私これ気になります!」という人が現れて、ライティングの教材が売れたそうです。
これを聞いた時は「うわー、めっちゃうめー」と思ったのですが、人がいれば、どこででも集客はできるし、稼げるんです。
この時は「クラウドワークス=メディア」だったってわけですね。
じゃあこの原則を共有した上で、
福沢諭吉の話に戻りましょう。
彼は『学問のすゝめ』で、
・金持ちになりたいなら勉強しろ!
・社会的地位の高い人間になりたければ、勉強しろ!
という自分の思想を広めまくった。
その上でバックエンド商品を作ったのです。
それが「慶應義塾」。
つまり、『学問のすゝめ』で「勉強しなければ!」と思わせ、その人に対して「めっちゃ良い教育機関あるよ」と言った。
これで「慶應に通いたい!」
という人を大量に作ったのです。
これにより、彼は富を築きました。
で、こう聞いた時に
「いや俺には大学なんて作れないし」とか
「そんな有名になれないし」とか
思う人が多いのですが、考えるべきはそんな事じゃないんですよ。
「教える力を身につけて、それを広められたら稼げるんじゃね?」と考えて欲しいんです。
僕がいつ収入0になっても
いつでも復活できるのは、
これが出来るからです。
「教育×メディア運営」でより簡単な下剋上を
何度も言っていますが、今の時代はブログやX、インスタ、YouTubeといった、あらゆるメディアがあります。
しかも僕らはそれを無料で
使うことが出来るんです。
福沢諭吉は本を出版し(元は新聞に寄稿してた)、大学を建てました。
相応のリスクがあったでしょう。
何か1つ間違えたら、莫大な損失を被っていた可能性もある。
けど僕らはそのリスクをほぼ0状態で、
それなのに同じことができるんです。
ならやるべき事は明確です。
・教育力を上げ
・それを広める
広めるといっても、インフルエンサーみたいに何十万人ものフォロワーがいる必要もありません。
10人もいれば、100万だって余裕で稼げるし、正しく運営していけばもっと増えていきます。
そしたら収益だって倍々ゲームで増えていく。
これほど下剋上を起こしやすい時代、マジで今までなかったですよ。
ノーリスクで出来るなら、学んでやるべき事をするだけ。
やるかどうかです。
あと『学問のすゝめ』は
マジでおすすめです。
現代語訳版があるので、それを最初の5ページくらいだけでも、読んでみてください。
僕は最初の2行で刺されました笑
その時の事を、こっちの記事で書いてるので、合わせて読んでもらえたらと。
↓
https://isse20220619.com/gakumon-susume/
終わり。