どうも、イッセーです。
今僕はロンドン、パリ、ジュネーブ、ブリュッセル、ドイツ、ウィーンを20日くらいかけて回るヨーロッパ周遊旅行の真っ最中です。
これを書いてるのは4日目でロンドン最終日なんだけど、一昨日に大英博物館に行ったので、そこで思ったことを書いていこうかと。
写真もいっぱい撮ったんだけど、なんかネット環境が良くないので、載せるのはまたにします。
大英博物館といえばイギリスが誇る、世界中の重要物が展示されてるところなんだけど、実はそれが奪い取ってきたものって知ってました?
イギリスはその黄金期に世界中に版図を広げ植民地化していきました。
その過程で征服した土地のあらゆるものを持ち帰ったんだけど、それが元になって建てられたのが大英博物館というわけです。
だから略奪博物館とか言われたりしてる。
「そんなの常識だろw知らねーやついんのかよw」
と思う人もいるだろうし、
「え、そうだったの?なんかショック…」
と思う人もいるでしょう。
けど、正直良い悪いとかの観点では語れないところがあるんですよね。
嫌な話に思えるかもだけど、
力があれば色んな無理がまかり通る。。
当時のイギリスは世界最強の軍事力を持っていたから、「それウチのだぞ!返せ!」とか言っても「お前うちの植民地じゃんwお前のもんは俺のもの〜」のジャイアニズムで終わりだったし、
今も「モアイ像を返還しろ!」と言ってる人がいる一方で、イギリスの保存技術、保管技術を持ってないから、そのまま持っといてもらった方がいいという意見もある。
力があればあらゆる無理が通るのです。
それは人間同士でもそうで、嫌な話だけど、金にもの言わせて好き勝手してる人はいます。
例えば詐欺スレスレの営業を仕掛けて大金を搾取し、後から訴訟されても金と人脈(それ系専門の弁護士)の力で示談に持っていってる人とかもいるんです。
詐欺だろうとそうでなかろうと、金と人脈があれば相手を泣き寝入りさせることだって容易なんですよ。
訴訟ってする方も金がかかるし、時間もめちゃくちゃかかる。
そうなると訴える方も疲弊します。
なら300万円もらって終わりにした方がコスパいいと考えてしまう。
300万を払うのは負けじゃないの?lと思うかもだけど、金持ちからしたら300万円なんて端金です。
小銭が欲しいんだろ?いいよ、持ってけよ笑
てな具合で何の痛みもともわない代償を払ってはい終了。
やるかどうかはともかく、金があればそういったこともできるんです。
金があれば人脈だって手に入るし、そうやって周りに強者を囲って最強軍団を作り上げたらもう怖いものはないですよね。
と、良いか悪いかはともかく、これがこの世の実態だよなーと思いました。
そんなの人道に反してる!
そんな事が許されるはずがない!
と思ってもどうしようもないわけです。
そんな無意味なことをするくらいなら、力つけて金も人脈も身につけて搾取されない立場になるのを目指すべきだと僕は思う。
これはダメだとかあれはダメだとか言っても仕方ない。
自分なりの正義があるなら、
それを押し通すだけの力が必要です。
力のない正義はただの理想論なので。
というのを大英博物館を
歩きながら考えていました。
あれだけ世界各国から色んなものを持ち帰るというのは、軍事力に加えて運搬力も必要なので、マジで当時のイギリスって最強国家だったんだなーって思い知りました。
船、人材、資本。あらゆる力が群を抜いていたことでしょう。
俺ももっと力つけんとな、と思った1日でした。